マイクロエース A-2686 パノラマライナー・サザンクロス
パノラマライナー・サザンクロス
「南十字星」の名を冠したこの列車はかつてJR九州が唯一所有していた展望室付きのジョイフルトレインです
専用機はED76 78とDE10 1131が選定され、客車と同じ塗装となりました
ちなみに、EL・DL両種の専用機が設定されたのはジョイフルトレインの中でもサザンクロスが唯一の存在だったということからJR九州の力の入れようが伝わってきます
しかしながら残念なことにJR九州がジョイフルトレインを全廃する方向に方針転換
1987年の改造からわずか7年で廃車という短命な存在でした
そして実車の廃車から17年経った2011年、満を持してマイクロエースから発売されました
憧れの列車が発売されたのを知り模型店に見に行くも当時は中学一年生 とても手が出る代物ではありませんでした
そして時は流れ2020年 発売から9年が経ちましたがついに念願叶いサザンクロスが手元にやってきました
1号車 スロフ12 705
ボディー色は「赤色」では無く「朱色」といったところ
特徴的なロゴマークはマイクロエースの強みの印刷技術で文句なしの仕上がり
愛称幕部の黒い部分は遮光シールがズレていたものです
室内もマイクロエースらしく細かな造形で座席には塗装済み
写真右側のステージ部やカウンター部は未塗装
実車のソファーと同じワインレッドがピンクで塗装されているのが惜しいなと思う点です
2〜5号車 オロ12 711〜714
全車ともに設備が同等のため代表してオロ12 711のみの記述とします
オロ12 711・713 赤室内
オロ12 712・714 青室内
実車シートと同じ車内再現となっています
6号車 スロフ12 706
1号車と違いソファ席・ステージ・カウンターが設置されておらず中間車と同じく座席が配置されてます
牽引機
マイクロエース A-8704 DE10 1131
1エンド側
2エンド側
側面
ヘッドマークは付属するものの肝心のヘッドマークステーが無いので製品のままでは取り付けが不可能で自作等の対策が必要です
走行性能は高くかなり低速での走行も可能でした